2014年1月27日月曜日

川田騎手油断騎乗で騎乗停止

 2014/01/26(日) 京都3Rでの油断騎乗により、川田将雅騎手が騎乗停止になりました。

川田将雅騎手 騎乗停止 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI
2014/01/26(日) ...

「13番マコトグロズヌイの川田将雅騎手は、同レースに騎乗した際、1着に入線したが最後の直線コースで約100m追う動作を止め、2着馬に1/2馬身差まで詰め寄られる事象が認められた。同騎手の騎乗ぶりは、騎手としての注意義務を怠ったものであると認めたため、2014年2月1日から2月2日まで騎乗停止とした」

とのこと。問題のレースも見ましたが、一度完全に交わした逃げ馬に直線再度詰め寄られており、もし2着馬に交わされていれば、もっと長い騎乗停止期間になっていた可能性もありそうです。

 なお、この手の油断騎乗による騎乗停止はちょいちょい起こってます。

四位が油断騎乗…“過去最長”30日間の騎乗停止 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
幸騎手が油断騎乗で2日間の騎乗停止 - 競馬ニュース : nikkansports.com

 このような事象が起こる背景としては、着順が決まった以上、馬に無駄な負担は掛けるべきでないという騎手や調教師の考えがあるようです。藤田騎手の本などを見ると

騎手の感覚で、馬が本調子でない、故障するかもと感じると「ヤラズ」をする場合もあるとのこと。つまり、騎手というのは自分の感覚に自信を持っていて、「ここで追うのをやめても着順は変わらない」という騎手なりの感覚があるということでしょう。

 が、現実的に追うのをやめたことで着順が下がってしまうケースがある以上、騎手と裁決委員との間の見解のズレというのは埋まらないということだと思います。多分この手の問題は今後も起こり続けるんでしょうね。