2014年9月21日日曜日

第68回朝日杯セントライト記念予想 イスラボニータ一本かぶりに違和感で◎エアアンセムにしました

予想アップしました。

イスラボニータ一本かぶりに違和感を感じ、◎エアアンセムから大荒れ期待です。

↓詳細はこちらをどうぞ
第68回朝日杯セントライト記念予想 ◎エアアンセム 夏に古馬相手に叩いた強みに期待: コンピューター競馬活用術
第68回朝日杯セントライト記念予想 ◎エアアンセム 夏に古馬相手に叩いた強みに期待 ...


2014年9月10日水曜日

第25回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)予想書きました 根岸Sの内容を信じて◎ジョーメテオ

詳細はこちら

第25回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)予想 ◎ジョーメテオ 根岸Sだけ走れれば: コンピューター競馬活用術



あと、タマモベストプレイがようやく勝ってくれた丹頂Sのレース回顧もアップしてます

丹頂S回顧 ◎タマモベストプレイやっと期待に応えてくれました!: コンピューター競馬活用術


2014年9月6日土曜日

2014年丹頂S予想 ◎タマモベストプレイ

詳細はこちらをどうぞ

丹頂S予想 ◎タマモベストプレイ このコース、メンバーなら押しきれるはず: コンピューター競馬活用術



第25回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)展望

詳細はこちらをどうぞ

第25回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)展望 エーシンビートロン人気カブるんですかね: コンピューター競馬活用術


2014年5月17日土曜日

第59回京王杯スプリングカップ予想 ◎レッドスパーダ東京1400m良馬場で狙い目【2014年 5月17日(土) 2回東京7日目】

 なんか、Seesaaブログのほうが調子悪いみたいなので、こちらに予想だけ張っておきます。



レッドスパーダ東京1400m良馬場はベスト条件で狙い目だと思います。

◎レッドスパーダ
◯クラレント
▲エールブリーズ
△アルフレード
×コパノリチャード
注メイケイペガスター

詳細はこちら

2014年1月31日金曜日

移転のお知らせ

 以後はこちらで更新していきます。

コンピューター競馬活用術

引き続きよろしくお願いします。

TARGET frontier JVの補正タイムの考え方を解説してみた

 TARGET frontier JVでは

TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル
■補正タイム







にも記載がある通り、「補正タイム」という考え方で各競走馬のレース成績を指数化することができます。オンラインヘルプでは補正タイムを
「補正タイムは、基準タイムをもとに距離の違いとクラス移動を考慮してその中心を100であらわしたものです。」
と定義しています。本記事では補正タイムの考え方について解説してみます。

TARGETの補正タイムの考え方

 TARGETで補正タイムを算出するためには、まず各レースごとに基準タイム(各クラス・距離のレースでの平均的なレベルの勝ち時計)を決める必要があります。

2014年 1月26日 1回中山9日目  曇   良  15:01 発走(15:00から変更)
10R  初茜賞
 4歳以上・1000万下(定量)(混)[指定]   16頭立   ダート 1800m 
 
レースごとに基準タイムを設定する項目がある

を例にしてみましょう。このレースではアドマイヤジャコモが1.56.3のタイムで勝っています。

 もしこのレースのレベルが1000万下として平均的だとすると、基準タイムは1.56.3と設定します。
 またこのレースが超ハイレベルで5着のプレミアムタイムでも平均的な1000万下のレースならば勝ち負けできるとかんがえるのであれば、基準タイムとして5着のプレミアムタイムの走破タイムである1.56.8を設定することになります。
 逆にこのレースが低レベルと考えるのであれば、基準タイムを勝ち時計の1.56.3より速いタイムを設定することになります。

 つまりTARGETの補正タイムの考え方の基本として、自動的に補正タイムが計算されるわけではなく、あくまで各レースのレースレベルを主観的に判断した基準タイムを元に決定されることになります。つまり基準タイムの設定が正しくないと、表示される補正タイムも不正確なものになります。

 上記の基準タイムは自分で設定してもいいのですが、TARGETの作者(BLITZ氏)が提供している基準タイムを利用することも出来ます。
データ登録→基準タイムファイルのダウンロードと登録
から取得可能です
TARGETの作者が提供している基準タイムを元に、もう少し補正タイムを見てみます。

先の初茜賞の出馬表を開いて、補正タイムのタブを選択すると、以下のとおり補正タイムの一覧が表示されます。


 まずはアドマイヤジャコモの1走前の補正タイムを見ると103になっています。100がそのクラスの平均的な勝ち負けのレベルを表しますので、103というのは1000万下クラスとしては高評価ということになります。

 アドマイヤジャコモの1走前の成績も開いてみます。



BLITZ氏はこのレースの基準タイムを1.54.2に設定しており、アドマイヤジャコモはそれより0.3秒早い時計の2着ということで補正タイムは103になっています。詳細は公開されていませんが、基本的には0.1秒の差が補正タイム1に対応しているようです。このレースでは基準タイムを上回る時計で走っている馬が3頭いるということで、BLITZさんはこのレースを1000万下クラスとしてはハイレベルのレースと評価しているとわかります。

続いてプレミアムタイムの前走の補正タイムを見てみると、出馬表上は93と表示されています。



一方、前走のレースを成績で見てみると


成績画面で見るとプレミアムタイムの補正タイムは102になっています。

 なぜ画面によって補正タイムが変わるのでしょうか。
 つまり、補正タイムというのは基準となるレースのクラスにより異なる数値になるということです。成績画面の補正タイムは、このレースの基準タイム(1.54.6)を元に計算されるため、プレミアムタイムの勝ち時計1.54.4の補正タイムは102と表示されます。あくまでこの補正タイム102は500万下クラスを前提とした補正タイムです。
 出馬表のレースは1000万下クラスですので、プレミアムタイムの500万下クラスの補正タイムは1000万下クラスのものに補正され、102→93に変わっているのです。(この補正ロジックも公開されていないと思います)

 また、画面によっては以下のように「補9」という項目で補正タイムが表示される場合があります。


これは、1000万下クラスを基準に修正された補正タイムが表示されていることを意味しています。
(なぜ「補9」なのかは、今の1000万下クラスは昔は900万下クラスだったからですね)

BLITZ氏提供の基準タイムを使うか、自分で設定するか?

TARGETの補正タイムを使う場合、まずBLITZ氏提供の基準タイムを使うか、自分で基準タイムを設定するかを決める必要があることがわかると思います。
 BLITZ氏提供の基準タイムを使うということは、つまりBLITZ氏のレース評価にのっかって予想することになる点に注意が必要です。自分で基準タイムを設定する場合も、先の例の通りクラス間の補正はTARGETが自動で行いブラックボックスになる点は注意する必要があります。どうもTARGETの補正タイムの場合は昇級初戦は指数が低く見える傾向があるようです。

 ちなみに、私自身はTARGETの補正タイムの考え方ではなく、独自の指数を使っています。一般的な指数の考え方ではクラス間の補正が必要な物が多いですが、私の指数はクラス間の補正を考慮しない計算方法です。そのうち記事にしてみたいと思います。

2014年1月30日木曜日

グリーンチャンネル「先週の結果分析」のタイム分析って、結局分析者の主観がかなり入っている件

 競馬予想の方法の一つとして、指数系の予想があります。レースにおける各馬の成績を指数として評価するものですが、その評価の仕方は様々です。

 例えば、グリーンチャンネルでは

先週の結果分析 | ~中央競馬を見るならグリーンチャンネル~








という番組で、タイム分析による指数化を行っています。


グリーンチャンネル先週の結果分析のタイム分析の考え方


 グリーンチャンネル先週の結果分析のサイトを見ると、タイム分析におけるタイム表作成のプロセスとして以下の記述があります。
1.各競馬場、条件・距離ごとに※基準タイムが設定されています。
※基準タイムとは・・・
当番組の基準タイム作成委員会により、各競馬場の条件・距離ごとに、平均的な勝ちタイムを基準タイムとして設定しています。なお、この基準タイムは、番組独自で設定したものです。 
つまり
500万下クラスの阪神ダート1200Mの基準タイム   →1:13:0
オープンクラスの阪神ダート1200Mの基準タイム →1:12:0

等(上記の基準タイムはあくまで例です)各条件での基準タイムを予め設定しておきます。そしてある500万下クラスのレースの勝ち時計が1:12:5だったとすると、基準タイムとの差が0.5秒なので、馬場差として5ポイント、走りやすい馬場だったと考える、というものになります。これを当日の全レースで確認しその日の競馬場の馬場差を算出するという方式のようです。

 ただし、実際に馬場差を算出する際には、そのレースがハイレベルのレースなのか低レベルのレースかについて、主観での考慮が入るようです。
 先ほどの500万下クラスのレースの勝ち時計が1:12:5の例で言うと、基準タイムより0.5秒速いことが馬場差によるものなのか、それともレースレベルが通常の500万下クラスより高いためなのかは主観での判断になるようです。


タイム分析には分析者の主観がかなり入っている点に注意


  「タイム分析」「基準タイム」というキーワードを見ると、主観が入らず機械的に馬場差を算出するような概念と思う人もいると思いますが、実際は馬場差やレースレベルの判断などタイム分析者の競馬観により指数の出方も大きく変わってくると考えたほうがよいようです。
 
 そもそも条件ごとの基準タイム自体が正しいのかという話もあります。基準タイムってどうやって出してるんですかね。多分過去何年かの各条件別の勝ちタイムの平均をとってるのかな。

 「先週の結果分析」のタイム分析を参考にする場合は、あくまで分析者の主観がかなり入っていることを頭に入れておいたほうがいいと思います。


2014年1月29日水曜日

Dropboxを使ったTARGET frontier JV 環境の同期(母艦とモバイルPC、2台でTARGETを使う場合にオススメ)

 TARGET frontier JVを競馬予想や投票に長年使っていると、競馬場でもTARGETを使いたくなります。そのためにはモバイル端末でもTARGET環境を構築する必要がありますが、その際に悩むのがデータの同期です。



 単にファイルコピーすればいいのでは?と思われるかもしれませんが、コメントの入力や投票結果など、母艦とモバイル環境双方で更新される情報をデータが失われないように相互コピーするのは意外と面倒です。

 その対応策として、私はTARGETの一部フォルダをDropboxで同期することで、TARGETのコメントや投票結果の双方向同期を行っています。本記事ではその設定内容を紹介します。

前提条件

TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル

に記載がある、環境設定の基本ファイル・フォルダを開いて、画面一番下の各フォルダパスの指定を相対化して保持するにチェックが入っていることを前提とします。また「C:\Program Files\~」等にインストールすると、色々面倒なので
  • 母艦PCのTARGETインストールフォルダ:C:\TFJV
  • 母艦PCのDropbox同期フォルダ:C:\Dropbox
とし、モバイルPC上に新たにTARGET環境を構築するとします。あとOSはWindows 7以上で動作確認済みです。

まずは同期対象フォルダ、ファイルを決定する


 まず、どのフォルダ、及びファイルを同期対象にするかですが、私は以下のファイルをDropboxの同期対象としています。
  • MY_DATA
  • FUKA_TIME
  • STBABASA.DAT(基準タイムのファイル)
 基本的には、JRA-VAN Data LabからTARGETの機能で自動登録できないフォルダ群を同期対象としています。逆に言うとTARGETで自動登録できるファイルをDropboxで同期するメリットはあまりないと思います。

 MY_DATAフォルダには、投票内容やコメントデータや印データ等、本人しか持っていないデータが格納されており、同期対象にしています。
 FUKA_TIMEフォルダについては、付加タイムを設定しているため同期対象としてます。
 STBABASA.DAT(基準タイムのファイル)については、私が独自に基準タイムを設定しているため同期対象としてます。
 実際どのフォルダやファイルをDropboxで同期すべきかはTARGETの利用の仕方によっても変わってきますので、

TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル
■各ファイル・フォルダの説明 ...

を参考に、各自でカスタマイズしてみてください。


同期対象フォルダの移動、シンボリックリンクの作成


 次に母艦PCの同期対象フォルダをDropboxの同期フォルダに移動します。理由は後述しますが、コピーではなく移動である点に注意してください。ここでは

C:\Dropbox\TFJV\MY_DATA
C:\Dropbox\TFJV\FUKA_TIME
C:\Dropbox\TFJV\STBABASA.DAT

というように移動したとします。これで上記フォルダ群がDropboxで同期されます。

 ただ上記フォルダ群は当然C:\TFJVフォルダ内にも必要なので、シンボリックリンクの機能を使って、C:\TFJVフォルダ内にリンクを作成します。
 管理者権限でコマンドプロンプトを開き

mklink /D C:\TFJV\MY_DATA C:\Dropbox\TFJV\MY_DATA
mklink /D C:\TFJV\FUKA_TIME C:\Dropbox\TFJV\FUKA_TIME
mklink  C:\TFJV\STBABASA C:\Dropbox\TFJV\STBABASA

のように同期するフォルダ、ファイルごとにリンクを作成して下さい。フォルダの場合/Dオプションを付ける必要があります。フォルダを移動した理由は同名のフォルダやファイルがリンク先に存在すると、シンボリックリンクの作成に失敗するからです。

 念のため、シンボリックリンク作成後、母艦PCでTARGETが正しく動作するかを確認して下さい。

 

モバイルPC上のTARGET環境構築


 最後にモバイルPC環境上でのTARGET環境構築です。まずは母艦PCのC:\TFJVフォルダを、Dropboxで同期するフォルダ、ファイルを除いてまるごとモバイルPC上にコピーします。

 その後は母艦PC上と同様に、モバイルPC内のDropboxの同期フォルダに対してシンボリックリンクを作成すればOKです。

 仮にモバイルPC上でもC:\TFJVフォルダにTARGETファイル群をコピーしており、Dropboxの同期フォルダのパスも同じであれば、シンボリックリンクのコマンドは同じになります。もし母艦とモバイルPCとでパスが異なるようなら、mklinkのパス指定も適宜変更して下さい。

 正しくデータが同期され、モバイルPC環境でもTARGETが正しく動作することが確認できれば、母艦とモバイルPC間での同期設定が完了です。
 なおTARGETを初めて起動した端末ではJV-LINKのインストールが促されます。JRA-VAN DataLabでデータのダウンロード等を使う場合、JV-LINKが必須なので、JRA-VANのサイトからダウンロードし、インストールする必要があります。またDataLabを利用するにはPCごとに利用キーをJRA-VANのマイページより取得する必要があります。1アカウントで2つの利用キーが取得できるので、2台のPC(例えば母艦PCとモバイル用PC)で同時にTARGETを利用できることになります。PCが変わるごとに(PCを初期化した場合も)利用キーも再取得する必要がある点は注意。利用キー設定後、TARGETからのデータ登録が動作すれば、設定完了となります。
 
 以上、ちょっとめんどくさいですが、一度同期環境を作ると便利なので、母艦とモバイル2台体制でTARGETを運用しようとしている方はDropboxによる同期環境を検討してみてはいかがでしょうか。
 


2014年1月28日火曜日

昔は文字放送で競馬オッズを受信してました

 今でこそインターネットにつなぐだけで、競走馬や成績データの取得、当日のオッズ、馬券の購入と全部TARGETがやってくれますが、昔は色々なソフトやハードウェアを組み合わせる必要がありました。そんな当時のPC競馬事情を思い出してみようと思います。

 まずは当日のオッズ取得です。確かPATやNiftyからもオッズが取得できたと思いますが、当時は当然インターネット常時接続というようなものはなく、PATやNiftyからオッズを取得するためにいちいちモデムからダイアルアップで接続する必要がありました。いちいち通信するのはめんどくさいですし、リアルタイムに最新オッズを見るということができませんでした。

 ただし一部のブルジョア?な人は当時からリアルタイムでオッズを取得できました。当時は文字放送で競馬のオッズ情報を流していたのですが、MS-DOS対応の文字放送ボードをPCに接続しMJHOddsというソフトを組み合わせることでリアルタイムにオッズを受信し、TARGETからオッズを利用できました。

TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル
ヘルプにも当時の文字放送に関する記述が残ってますね







 私も文字放送によるオッズ受信環境が欲しかったのですが、確かその文字放送ボードが入手困難か値段が高かったかの理由で入手できず、悔しい思いをしていました。

 悔しい思いをしてましたが、その後文字放送ボードMOJiDASが発売され、対応するオッズ受信ソフトTeleOddsもリリースされました。

TeleOdds
TeleOddsがリリースされた時はちょっとした感動でしたね







 MOJiDASも確か数万円はしたと思いますが思い切って購入し、ようやく自宅のPCでリアルタイムにオッズを受信できる環境を手に入れることができた、というお話でした。


2014年1月27日月曜日

川田騎手油断騎乗で騎乗停止

 2014/01/26(日) 京都3Rでの油断騎乗により、川田将雅騎手が騎乗停止になりました。

川田将雅騎手 騎乗停止 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI
2014/01/26(日) ...

「13番マコトグロズヌイの川田将雅騎手は、同レースに騎乗した際、1着に入線したが最後の直線コースで約100m追う動作を止め、2着馬に1/2馬身差まで詰め寄られる事象が認められた。同騎手の騎乗ぶりは、騎手としての注意義務を怠ったものであると認めたため、2014年2月1日から2月2日まで騎乗停止とした」

とのこと。問題のレースも見ましたが、一度完全に交わした逃げ馬に直線再度詰め寄られており、もし2着馬に交わされていれば、もっと長い騎乗停止期間になっていた可能性もありそうです。

 なお、この手の油断騎乗による騎乗停止はちょいちょい起こってます。

四位が油断騎乗…“過去最長”30日間の騎乗停止 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
幸騎手が油断騎乗で2日間の騎乗停止 - 競馬ニュース : nikkansports.com

 このような事象が起こる背景としては、着順が決まった以上、馬に無駄な負担は掛けるべきでないという騎手や調教師の考えがあるようです。藤田騎手の本などを見ると

騎手の感覚で、馬が本調子でない、故障するかもと感じると「ヤラズ」をする場合もあるとのこと。つまり、騎手というのは自分の感覚に自信を持っていて、「ここで追うのをやめても着順は変わらない」という騎手なりの感覚があるということでしょう。

 が、現実的に追うのをやめたことで着順が下がってしまうケースがある以上、騎手と裁決委員との間の見解のズレというのは埋まらないということだと思います。多分この手の問題は今後も起こり続けるんでしょうね。





障害レース裏開催化施策のとばっちりを受ける騎手について

 以前の記事
コンピューター競馬活用術: 同一競馬場で1日に障害レースが2レース組まれるのはいつ以来?TARGETで調べてみた

で、2014年度からは障害レースは第3場での開催が基本となる旨を紹介しました。

 この施策により、障害レースを主戦場とする騎手は当然裏開催の競馬場への参戦が多くなると思われます。

 ただ騎手にも色々なタイプがいるようで、例えば中舘英二騎手であれば、基本的に裏開催があればそちらに参加するというスタイルです。念のためTARGETで過去2年ほど戦歴を集計しても明らかに傾向が見えます。

ローカル、裏開催での騎乗が圧倒的に多い

 一方、中舘騎手とは逆に、基本的に裏開催での騎乗はしないという騎手もいます。もちろん岩田、武豊騎手のように裏開催にわざわざ回らなくても表開催で十分馬が集まるという場合もありますが、必ずしも騎乗数が多くない騎手でも裏開催で騎乗しない騎手もいます。
 
 その一人が小坂忠士騎手です。同じくTARGETで過去2年の戦歴を集計してみると面白い傾向になっていました。

小坂騎手は過去2年で裏開催で5レースしか載っていない
2年間でおよそ450レース騎乗していますが、裏開催は5レースしか乗っていません。中京、小倉を中心にローカルの競馬場ではそこそこ騎乗しているので、ローカル競馬場が苦手というわけでもないようです。どういう事情があるのでしょうかね?

 ただ小坂騎手の場合、過去2年で24勝のうち15勝が障害レースです。
「障害」を選択すると障害レースのみの一覧が表示される
2013年度までは、裏開催での障害レースは行われなかったため、小坂騎手のように裏開催を避けても、障害レースで勝ち星を稼ぐことが出来ましたが、2014年度以降は裏開催を避けると騎乗できる障害レース数がかなり減ると思われます。今回の障害レース裏開催化は小坂騎手にとっては痛い施策ということになります。

 今年に入って小坂騎手は障害レースに騎乗していません(2014年1月末時点)が、今後も裏開催を避けるスタイルを貫くのでしょうか。

2014年1月26日日曜日

TARGET frontier JVのヘルプファイルがWindows7, 8, 8.1で見られない場合の対処方法

 最近Windows7以降の端末でTARGET frontier JVを利用する人が多くなっているとおもいます。Windows 7以降ヘルプファイルに関する仕様が変わっているため、Windows7以降(Windows8や最近流行りのWindows8.1タブレットも含む)のOSでヘルプファイルを参照しようとすると、以下のエラー画面が表示されてしまい、ヘルプを見ることが出来ません。


 基本的には、TARGET frontier JV-Q&Aの手順に従い、マイクロソフトのサイトからプログラムをインストールすればヘルプが表示されるようになります。
 ただしWindows8.1については2014年1月26日時点ではまだQ&Aに記載がありませんで、Windows 8.1の場合について補足しておきたいと思います。

ヘルプ参照用ファイルインストール手順


 まずは以下のマイクロソフトのサイトにアクセスして下さい。

マイクロソフト公式ダウンロード センターから Windows 8.1 用 Windows Help プログラム (WinHlp32.exe) をダウンロード







上記サイトの「ダウンロード」ボタンをクリックすると、インストーラファイルがダウンロードできます。

 その際、上記画面が表示された場合は、Windows8.1OSが32bit版の場合はx86、64bitの場合はx64がファイル名に含まれる方をチェックして、対応するプログラムをダウンロードして下さい。

 もし、自分の端末のOSが32bitか64bitかわからない場合は、以下の手順で確認することが出来ます。

エクスプローラの「PC」を右クリックし、「プロパティ」をクリック

「システムの種類」に〇〇ビットオペレーティング・システム
という形式でOSのビット数が表示されます。
その横のプロセッサのビット数と間違わないように注意して下さい
 インストーラファイルのダウンロード完了後、ダウンロードしたインストーラを実行し、指示に従うことでインストールが完了します。

この画面が表示されればインストール完了です
 上記手順で、Windows8.1のPCでもTARGETのヘルプファイルを見ることができるようになりました。


 昔はなかったと思うのですが、今はTARGETオンラインヘルプも存在します。

TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル

(このTARGETマニュアルってあの須田鷹雄氏のところで作成してるらしいです)






ただし、上記サイトの更新履歴を見ると
「このオンラインヘルプは、ターゲット内のヘルプと比較して、更新が遅れる場合があります。」
とあります。なのでより最新のヘルプを確認する場合、ローカルのヘルプを見る必要がある事になります。その場合は本手順を参考にして頂ければと思います。

同一競馬場で1日に障害レースが2レース組まれるのはいつ以来?TARGETで調べてみた

今年に入って、1日に同じ競馬場に障害レースが2レース組まれるケースがあります。

この日は中京の4,5Rに障害競走が組まれていた
私も競馬歴は長い方ですが、このように障害が2レース組まれていた記憶がなかったため、TARGETでいつ以来のことなのかを調べてみました。

「レース検索」をクリック

コースの「障害」をクリック
確定着順は「全」をクリックして着順による絞り込みは行わず、
「人気範囲」で1番人気のみを絞り込むように設定

 レース検索の場合、デフォルトでは1着馬のみ検索される条件になっていますが、上記の通り1番人気で絞り込んでいる理由は、1着同着の場合同一レースが2レコード出力されてしまうためです。1番人気が2つある可能性はかなり低いはずですので。

こんな感じで出力されます
ただTARGETで1日2レースの有無を調べる方法が思いつかなかったので、あとはExcelで行いました。

項目名付きでレース検索結果をCSV形式で出力
ExcelでCSVファイルを読み込む際に直接CSVファイルをExcelで開くと、日付の部分が数値化され(001021が1021のように数値になる)見難くなるため、テキストファイルのインポートで行いました。


「日付」列のデータ形式を「文字列」に設定
日付と開催競馬場を一意に表す列を「=B2&"_"&C2」で作成

「挿入」タブの「ピボットテーブル」を選択
先に作成した列を「行ラベル」と「値(データの個数)」に指定
以上の操作で、1競馬場で1日に2レース障害レースが行われた場合、データの個数が2となるはずです。

 以上の操作で確認したところ最後に障害2レース行われたのは、1991年4月6日の京都競馬場とでました。

確かに同日に障害が2レース組まれてます
アラブのレースが中央でも行われてた時代ですね…
 障害1日2レースは20年以上ぶりの出来事ということになりますね。


 なお、wikipediaによると、
「障害に騎乗可能な騎手が不足気味であり、騎手の確保問題に起因する出走取消も発生している。この問題に鑑み、2014年からは第3場での開催が基本とされることになった。」
ということで、この施策によりローカル競馬場で障害レースが1日2レースということになったようです。障害レース中心のジョッキーとしてはチャンスが増えることになるんですかね。