2014年1月28日火曜日

昔は文字放送で競馬オッズを受信してました

 今でこそインターネットにつなぐだけで、競走馬や成績データの取得、当日のオッズ、馬券の購入と全部TARGETがやってくれますが、昔は色々なソフトやハードウェアを組み合わせる必要がありました。そんな当時のPC競馬事情を思い出してみようと思います。

 まずは当日のオッズ取得です。確かPATやNiftyからもオッズが取得できたと思いますが、当時は当然インターネット常時接続というようなものはなく、PATやNiftyからオッズを取得するためにいちいちモデムからダイアルアップで接続する必要がありました。いちいち通信するのはめんどくさいですし、リアルタイムに最新オッズを見るということができませんでした。

 ただし一部のブルジョア?な人は当時からリアルタイムでオッズを取得できました。当時は文字放送で競馬のオッズ情報を流していたのですが、MS-DOS対応の文字放送ボードをPCに接続しMJHOddsというソフトを組み合わせることでリアルタイムにオッズを受信し、TARGETからオッズを利用できました。

TARGET frontierJV(ターゲット) | 使い方マニュアル
ヘルプにも当時の文字放送に関する記述が残ってますね







 私も文字放送によるオッズ受信環境が欲しかったのですが、確かその文字放送ボードが入手困難か値段が高かったかの理由で入手できず、悔しい思いをしていました。

 悔しい思いをしてましたが、その後文字放送ボードMOJiDASが発売され、対応するオッズ受信ソフトTeleOddsもリリースされました。

TeleOdds
TeleOddsがリリースされた時はちょっとした感動でしたね







 MOJiDASも確か数万円はしたと思いますが思い切って購入し、ようやく自宅のPCでリアルタイムにオッズを受信できる環境を手に入れることができた、というお話でした。