今年に入って、1日に同じ競馬場に障害レースが2レース組まれるケースがあります。
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この日は中京の4,5Rに障害競走が組まれていた |
私も競馬歴は長い方ですが、このように障害が2レース組まれていた記憶がなかったため、TARGETでいつ以来のことなのかを調べてみました。
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「レース検索」をクリック |
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コースの「障害」をクリック |
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確定着順は「全」をクリックして着順による絞り込みは行わず、
「人気範囲」で1番人気のみを絞り込むように設定 |
レース検索の場合、デフォルトでは1着馬のみ検索される条件になっていますが、上記の通り1番人気で絞り込んでいる理由は、1着同着の場合同一レースが2レコード出力されてしまうためです。1番人気が2つある可能性はかなり低いはずですので。
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こんな感じで出力されます |
ただTARGETで1日2レースの有無を調べる方法が思いつかなかったので、あとはExcelで行いました。
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項目名付きでレース検索結果をCSV形式で出力 |
ExcelでCSVファイルを読み込む際に直接CSVファイルをExcelで開くと、日付の部分が数値化され(001021が1021のように数値になる)見難くなるため、テキストファイルのインポートで行いました。
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「日付」列のデータ形式を「文字列」に設定 |
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日付と開催競馬場を一意に表す列を「=B2&"_"&C2」で作成 |
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「挿入」タブの「ピボットテーブル」を選択 |
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先に作成した列を「行ラベル」と「値(データの個数)」に指定 |
以上の操作で、1競馬場で1日に2レース障害レースが行われた場合、データの個数が2となるはずです。
以上の操作で確認したところ最後に障害2レース行われたのは、1991年4月6日の京都競馬場とでました。
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確かに同日に障害が2レース組まれてます
アラブのレースが中央でも行われてた時代ですね… |
障害1日2レースは20年以上ぶりの出来事ということになりますね。
なお、wikipediaによると、
「障害に騎乗可能な騎手が不足気味であり、騎手の確保問題に起因する出走取消も発生している。この問題に鑑み、2014年からは第3場での開催が基本とされることになった。」
ということで、この施策によりローカル競馬場で障害レースが1日2レースということになったようです。障害レース中心のジョッキーとしてはチャンスが増えることになるんですかね。