2014年1月25日土曜日

モバイルTARGET端末紹介【viliv N5】

 TARGET Frontier JVを使い出すと、競馬場にもパソコンを持っていきたくなります。それで競馬用のモバイルPCを結構買いましたが、その中の一つが

viliv N5

です。


 当時はこの小ささで一応Windows 7が(まあ実用範囲内で)動く、右上のマウス操作デバイスも使いやすいということで、当初は結構持ち歩いてWebやメール参照にも使ったりしていました。
 ただその後スマートフォン(Galaxy S)を購入したところ、Webやメールを見る用途だとスマートフォンの方が明らかに便利なので、程なくモバイルTARGET専用機になってしまいました。

 ちょっと動画もとってみましたが、この通りTARGETもそこそこ実用的に動きます。


 ただ明るい屋外だと液晶が非常に見にくいので、競馬場でTARGETを使いたいときにはスタンドではなく、屋内に移動する必要があったところが、モバイルTARGET端末としては、ちょっと弱いところでしたが、競馬場や外で馬券を買いたい場合などに重宝しました。

 最近はこの手のキーボード付きの小型端末はなくなりつつあり、タブレット型が主流になっています。やはりWindowsはまだまだキーボードやマウス操作用のデバイスがあったほうが断然使いやすいので、今のAtomの性能でこの手のキーボード付きの小型端末が出たら、かなり実用的に使える気がするのですが、今のところ出る気配はないですね。やっぱり売れ線ではないのでしょうね。

TARGET Frontier JVをWindows8.1タブレットから使ってみる

 最近お値頃価格のWindows8.1タブレットが各社から発売されています。私も先日ASUS TransBook T100TAという、タブレットでもノートPCでも利用できるスタイルのWindows8.1モバイル端末を購入しました。
 
 最近のPCのスペックだと、当然4万円台の安価なT100TAでもTARGET Frontier JVを普通に使うことが出来ますが、さてWindows8.1タブレットだとどうでしょうか?


とりあえず、手持ちのASUS TransBook T100TAをWindows8.1タブレットとしてTARGETを使ってみた際の動画が以下になります。


 当然、タブレットと言っても普通のWindows8.1ですから、基本的には普通に動きます。問題はタブレットの場合キーボードとマウスが使えませんので、指タッチによる使い勝手になります。

 結論から言うと、

 使えないことはないけど、やっぱり使いにくい

という感じです。上記の動画を見てもらえれば分かる通り、結構タッチミスをしてしまいます。あとTARGET経由でのIPAT投票がやりにくいですね。

投票はこんな感じで、ソフトキーボードを使ったほうがやりやすいと思います。

 あとタブレットで使う場合、表示文字サイズを大きくした方が多少は使いやすくなります。

オプション→表のフォントサイズ→極大に設定
オプション→環境設定→画面表示
本体のボタン等の拡大をチェック

TARGETは他にもいろいろな画面の文字を拡大できるようですが、あまり何でもかんでも大きくしてしまうと、今度はT100TAのような解像度が1368x768程度の端末だと、一部情報がはみ出したり、画面レイアウトが崩れたりしてしまいます。

 タブレットで使う場合、まずは上記の設定は行い、あとはよく使う画面について個別で設定するというような対応が必要になると思います。

TARGETの今後のタブレット対応にも期待

 色々タブレット上での動作を試してみましたが、現時点では私が競馬場にタブレットにもノートPCとしても使えるT100TAに持ち込む場合、タブレットではなく、ノートPCスタイルでTARGETを使うと思います。
 そもそもTARGETはマウスやキーボードがある前提で開発されてきているので、現状タブレットでの使い勝手がイマイチなのはやむを得ないです。ただTARGETは今までも様々なユーザー要望を取り込んで来ています。
 今までのDOS版TARGETのキーボードOnly(DOS版TARGETはキーボードのみでも快適な操作性でしたが)から、Windows版でのマウス対応と同様に、Windowsタブレットの普及に伴い、おそらくTARGETのタブレット対応も進んでくるのではないかと期待したいです。